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2015年2月16日月曜日

【格安スマホならどっち?】「UQ mobile」 vs 「楽天モバイル」(比較,口コミ・評判)


※ 上記の動画は、「UQ mobile」のスピードテストのようす。実測速度は下り 119・37 Mbps、上り 9・13 Mbpsとなっています。

*2016年7月13日更新版。

「UQ mobile」 vs 「楽天モバイル」

格安SIM(MVNO)「UQ mobile」(KDDIバリューイネイブラー)「楽天モバイル」(フュージョン・コミュニケーションズ)。今回の記事では、両者の特色などを比較してみました。


結論から言うと?

両方ともしっかりした企業が運営している格安スマホ(格安SIM)なので、おすすめです。

ただ、「UQ mobile」は、auの回線を利用するということで、対応機種は auのスマホ中心。人気のSIMフリー端末「Nexus 5」や「ZenFone」などには対応していないようです

なので、「auのスマホ」を利用する人は「UQ mobile」、人気のSIMフリー端末「Nexus 5」や「ZenFone」で使いたい人は「楽天モバイル」が向いているのではないかと思います。


「UQ Mobile」とは

「UQ Mobile」は、KDDIバリューイネイブラーがKDDIから回線を借りてサービスを提供するMVNO。

販売は、WEBサイトでの直販以外に、エディオン、ジョーシン、ビックカメラ、ケーズデンキ、ソフマップ、ヤマダ電機、コジマ、ノジマ、ヨドバシカメラでも契約できます。ですが、auショップでの取り扱いはありません


「UQ Mobile」の対応機種は?

auの回線を利用するということで、対応機種は auのスマホ中心。人気のSIMフリー端末「Nexus 5」や「ZenFone5」などには対応していないようです

(参考)
UQ mobile:動作確認端末一覧


「UQ Mobile」はMNPもOK

上記の店舗のうち一部では、MNPにも対応。即日開通も可能。MNPは電話番号そのままでの携帯会社の乗り換えですね。


「UQ Mobile」は「au 4G LTE」に対応

「UQ Mobile」は、データ通信ではauの4G LTEのネットワークに対応。音声通話についてはauの3Gネットワークを利用します。


「UQ Mobile」の最大速度と料金プラン

「データ高速プラン」の速度は下り最大 150 Mbps、上り最大 25 Mbps。

「データ高速プラン(データ専用)」は、高速通信容量が月間2GBで月額 980円

「データ高速+音声通話プラン」は、高速通信が月間2GBで月額 1,680円通話料30秒あたり20円

「データ無制限プラン」は送受信ともに 300 kbpsで月額 1,980円

「データ無制限+音声通話プラン」月額 2,680円。通話料は上に同じです。

※ 料金は税抜。以下も同様です。
※ データ無制限プランは、2015年12月31日までの期間は通信速度が 500kbps。
※ 2GBのプランは、2Gを超えると送受信最大 200 kbps速度制限されます。
※ SIMカードのパッケージ代金は 3,000円。
※ 音声通話対応プランの最低利用期間は12カ月間。
※ SMSとテザリングを標準搭載。


「UQ Mobile」は、スマホとのセット販売もアリ

「UQ mobile」は、SIM単体での契約のほか、スマホとのセット販売もあります。

スマホの機種は、京セラ「KC-01」、LG「LG G3 Beat」など。ともにAndroidスマートフォンです(OSはAndroid 4.4)。

〇 「KC-01」(京セラ)

価格は 2万9,760円。4.5型qHD液晶で防水・防塵対応。騒がしい場所でも通話しやすいスマートソニックレシーバー機能を搭載。重さは約133g。メインメモリーは1.5GB、ストレージは8GB、カメラはメインが約800万画素、インが約200万画素、バッテリー容量は 2,000mAh。

〇 「LG G3 Beat」(LG)

価格は 3万4,800円。5型True IPS液晶。メインメモリーは1GB、ストレージは8GB。バッテリー容量は 2,460mAh。


「楽天モバイル」って何?

楽天モバイルは、楽天グループのフュージョン・コミュニケーションズが、2014年10月にスタートしたサービス。他の格安SIM(MVNO)との違いは、通話機能付き(電話番号付き)の音声SIM主体のサービスだという点です。


「楽天モバイル」の特色

公式ページを見てみますと、次のような特色が強調されています。

・090/080/070の電話番号が利用できる
・他社からの乗り換えでも電話番号はそのまま
・選べるデータ通信プラン


格安SIMのシェア1位は「楽天モバイル」

ICT総研が、2016年6月2日から6月5日、インターネットユーザーに対して行ったWebアンケートの結果で、「楽天モバイル」が格安SIM(MVNO)のシェア1位を獲得しました。

シェア1位から3位は次のとおりです。

1位 楽天モバイル ( 17・0% )
2位 OCN モバイル ONE ( 16・5% )
3位 IIJmio ( 12・4% )

格安SIMのシェアについては、次の記事をご覧ください。

【格安SIM】 シェア1位は「楽天モバイル」 【MVNO】


「楽天モバイル」の速度は?



上記の動画は、楽天モバイルではないのですが、楽天モバイルを運営するフュージョン・コミュニケーションズの「データ専用SIM」(楽天ブロードバンド)の例です。こちらは速度制限後 最大 300kbpsになります。データ専用SIMの方が、楽天モバイル(音声付きSIM)よりも制限後の速度が速めに設定されています。

速度制限前の実測速度は下り 1・42 Mbps、上り 0・37 Mbps。低画質であれば、動画も再生できています。速度制限後スピードテストの結果は、おおむね 300kbps以上の速度となっています。

※上記動画では「1GBを超えると速度制限」と説明されていますが、3・1 GBに高速通信容量が増えています。


「楽天モバイル」の料金プランは?

格安SIMの月額料金プランは以下の4種類です。

・ベーシックプラン : 1,350円(下り最大 200Kbps)
・3.1 GBプラン       : 1,728円(下り最大 150Mbps)
・5 GBプラン         : 2,322円(下り最大 150Mbps)
・10 GBプラン         : 3,197円(下り最大 150Mbps)

*料金は税込金額。
*1カ月間の合計通信量が「高速通信容量」を超えた場合、通信速度が最大 200kbpsに制限されます。

「楽天モバイル」の料金プランについて、くわしくは次の記事をご覧ください。

【最新まとめ】 楽天モバイルの料金プランと解約違約金


「月3・1GB、月5GB」って どのくらいの通信量?

「月3・1GB、月5GB」がどのくらいの通信量かについては、当ブログの次の記事でまとめています。

【疑問解消】「月3・1GB、月5GB」 ってどんだけ?【楽天モバイル】


「楽天モバイル」の人気の格安スマホは?

楽天モバイルには、スマホとのセット販売もあります。機種としては。「HUAWEI P9 lite SIMフリー」(ファーウェイ)や、「ZenFone Go SIMフリー」(ASUS)、「HUAWEI P9 SIMフリー」(ファーウェイ)、「ZenFone 2 Laser SIMフリー」(ASUS)、「AQUOS mini SH-M03 SIMフリー」(シャープ)などが人気です。
(2016年7月現在)

(参考)
価格.com:スマートフォン 人気ランキング


どうやって設定するの?

上記のようなセット販売以外では、通常、格安SIM(MVNO)をネットにつなげるために、APN設定が必要です。設定に必要なIDやパスワードは、MVNOからの文書などに記載されています。

参考までに、データ専用カード「楽天ブロードバンドLTE」のSIMカード挿入&設定方法について、次の記事で解説しています。

【まとめ】 楽天SIMの挿入・設定方法 (楽天ブロードバンドLTE)


LINEは使えるの?

「楽天モバイル」に電話で聞いたところでは、速度制限時もLINEはおおむね使えるとのこと。ですが、通信環境によっては途切れ途切れになることもありうるという話でした。通常のサイト・チェックなどは問題なさそうです。

格安SIMでのLINEの利用については、次の記事を参考にしてください。

【疑問解消】 楽天モバイルのスマホで LINE は使えるの?


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