*2015年4月21日更新版。
ネットにつなげるにはAPN設定が必要
通常、格安SIM(MVNO)をネットにつなげるには、APN設定が必要です。設定に必要なIDやパスワードは、MVNOからの文書などに記載されています。
今回の記事はデータ専用「楽天ブロードバンドLTE」についてですが、楽天モバイルも基本は一緒だと思います。(ただし、スマホ・セットの「Zenfone5」については設定がカンタンなようです)
ドコモのスマホならSIMロック解除せずにMVNOが使える
上記の動画のケースですと、実測速度は下り 6・89 Mbps、上り 5・19 Mbps(福井県)。「普通にネットを閲覧するには問題ない」とのことです。
動画の要旨は次のとおりです。
・ドコモの端末ならSIMロック解除せずにMVNOが使える。
・「GALAXY S4」のSIMのサイズは、マイクロSIM。
・nanoSIMは、アダプターを使えばマイクロSIM用にも使える。
・SIMのアダプターは600円ほどで買える。
・「GALAXY S4」の場合、SIMを入れるには裏側のフタを開ける必要がある。
・バッテリーも外してSIMを挿入する。
・APNを設定する。
「その他のネットワーク」から「モバイルネットワーク」を選択。
↓
APNを選択。
↓
アクセスポイントの名前を自由につける。
↓
APNを入力。
↓
ユーザー名とパスワードを入力。
↓
認証タイプ(「PAPまたはCHAP」)を選択。
↓
プロファイル(作成したアクセスポイント)を選択すればネットに接続できる。
「SIMフリー iPhone5s」の設定
上記の動画のケースでは、LTEではうまくいかず、3Gでの設定を行っています。
動画の要約は次のとおりです。
・楽天ブロードバンドLTEは、通話はできず、データ通信のみできる「データ専用SIM」。
・NTTドコモの通信網を使っているのでドコモのSIMが届く。
・SIMカード挿入口は右側側面。
・「iPhone5s」の場合、設定にはPCが必要?
・APN設定はPC上で行う。
「構成プロファイル」を新規作成。
↓
プロファイル名は何でもよい。
↓
ユーザーIDやパスワードを入力。
↓
PCから「iPhone5s」に構成プロファイルをインストール。
・スピードは思ったほど遅くない。
・動画視聴もスムーズ。
・テザリングはできない。
・電話番号がないので「楽天でんわ」は使えない。
(参考)
・KazPod:iPhone5s(SIMフリー)を月額945円で使える「楽天ブロードバンドLTE」の設定方法
「楽天モバイル」なら「楽天でんわ」が使える
楽天ブロードバンドLTEのデータ通信専用SIMでは、格安の「楽天でんわ」が使えません。ですが、「楽天モバイル」であれば、こちらは通話SIM(電話番号付きSIM)なので、「楽天でんわ」を使うことができます。
「楽天モバイル」の場合、人気の格安スマホ「ZenFone5」(ASUS)とのセット販売もあります。
「楽天モバイル」については、当ブログの次の記事でまとめています。
・【最新まとめ】 楽天モバイル 【特色、口コミ・評判】
「楽天でんわ」の特色
公式ページによれば、「楽天電話」には次のような特徴があると言います。
・初期費用、月額基本料が0円
・電話回線を使用しているため通話が途切れない
・現在使用している携帯電話の番号もそのまま使用可能
「楽天でんわ」については、以下の記事で取り上げています。
・【最新まとめ】 楽天でんわ (特色,口コミ・評判)
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